読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自由気ままに

愛なんて生易しいもんじゃないのよ

恋を知らない君へ

NEWS

本当はもう少し前の君あてに書くのがいいんだろうけど、小学6年生の君に向けてこの記事を書く事にするよ。
なんせ、私が知っている限りでは今の君以上に辛い時期なんてなかったと思うからね。

 

まず、1年後、君は恋を知るだろう。今も大好きかもしれないけれど、その日を境に世界がぐんと違って見えるんだ。実際の彼の声を聞いて、姿を見て、君の世界には花が咲く事になる。君が頑張って生きてきた事が報われる最初の瞬間だ。

でも、残念な事に、本当に残念なんだけどその恋は突然終わってしまうんだ。たくさん泣いて、君の心はまた枯れそうになって、彼のことを恨むだろう。でもどうか彼を好きでいた事に誇りを持ってほしい。時間がかかってもいいから、彼のことが大好きだった自分のことまで否定しないであげて欲しい。嫌いでいるのは好きでいるのの何倍もエネルギーを使うし、ほとんどの場合はろくな結果にならないからね。
さらに最悪なのは許さない事に固執してしまうことだ。そりゃあ勿論すぐには許せないだろうし、許したくもないだろうけれど、許せないって思う事と許してはいけないって思うことは全然違うんだよ。大好きなのに、「許してはいけない」と思い込んでしまうのはあまりにも悲しすぎるよね。


それからしばらくして、君はまた恋をする。君もよく知っている人だよ。最初は戸惑いの方が大きいかもしれない。好きになったところで戻ってきてくれるかもわからない状態だし、また同じことになったらって怖くて不安になって、好きになっていいのかたくさん悩むと思う。何も考えずに好きになれるほど子供ではなかったし、割り切って切り替えられるほど大人でもなかったからね。
でも彼らは君が思っているよりずっとずっと強いんだよ。戻ってきたときは、信じてあげられなくてゴメンねって気持ちになるかもしれないけれど、「おかえり」と「ありがとう」はたくさんたくさん伝えてあげてね。


そしてかれこれ5年間、君は彼に恋し続けることになるんだ。そして多分その先も。心が離れそうになるときだってあるけれど、その度に彼らは君の心を全力で抱きしめて引き戻してくるから覚悟しておくんだよ。

楽しいことばっかりじゃない。違う物語へと進んだ2人のことを皆が忘れてしまうんじゃないか、と新しい仲間を受け入れたくないと思うこともある。誰が誰を好きになろうともその人の勝手なんだってこと分かってたけれど、すぐに両手を広げて迎え入れることが出来るほどの余裕はなかったね。君にも彼らにも、あまりにもいろいろなことがありすぎて、彼らの物語は君が最初に描いていたものとは全く違ったものになってしまった。でもそれがアイドルを応援することの面白さでもあるってことがわかる日がいつか来るよ。
君は自分が思っているよりずっとエゴイストだ。認めたくないかもしれないけれど、君がもう少し社会を知って、友達が出来て、それを認める事ができたらスッと楽になるだろう。君がこれから抱える不安や嫌悪も、全部彼らの事を好きが故のものだ。勿論周りに迷惑をかけるようなことはいけないけれど、嫌いという感情を持つことはそんなにいけない事じゃないんだよ。それを乗り越えて大人になれるかどうかは君次第だけどね。

 

もしわたしがタイムリープできたとしても、君の時代には2度と戻りたくない。でもなかったことにしたいとは思わないんだ。辛いことの方が多かったけれど、全部が全部ダメだったわけではないからね。もし今の私に君が会ったら何を思うだろう。残念ながら私は君が思い描いていたような18歳にはなれなかった。相変わらずブロッコリーは嫌いだし、アスパラガスは敵だ。ものの捉え方だってさほど変わっていないよ。
君は簡単に夢を諦めて違う道を選んだ私を怒るだろうか、ガッカリするだろうか。でもきっと私がNEWSを大好きでいることを喜んでくれると思う。

 

弱く折れそうだった君の心を支えてくれたのは山下さんで、あの日終わるはずだった夢をもう一度見せてくれたのは小山さんだ。本当にたくさんの経験をした。もう私は隠居くらいな感じで余生を満喫しようと思う!どうせ1度終わりかけたジャニヲタ人生!!
難しい事はあまり考えずに彼らを丸ごと愛して応援していればそれでいいんだ!!難しい事を考えるのもたまには楽しいんだけどね。大好きって感情を持つ事はとても楽しいし、大好きを共有する事はもっと楽しい。18歳の君は今とても幸せです。

 

恋を知らない11歳の夏の私へ