自由気ままに

スーパーちょろいオタク

幸せはいつも君のそばに

 


書きたいことがないわけではないけれど、1個ずつ記事にする程の量かと言われたらそんなこともないので、夏休みの日記を書くことにする。残念ながら生き急ぎすぎたせいで夏休みなんて存在しないが、童心にかえって味スタの感想とか、面倒くさい味スタの感想とか、それに付随する楽しかったこととかをかいてみようと思う。

 

(後付けながらお題使わせていただきました!素敵なお題ありがとうございます!)

お題「NEWS15周年コンサート "Strawberry" memories」

 

 

 

重力に背いて立ち上がれるように


私は周りのオタクたちと違って大人気ないし頭も良くない。おまけに性格が最悪なので、腹が立ったら普通に怒るし、気に入らないことがあったらうるせーーーーっ!!!って思うし、多少の矛盾は気にしない。自分に都合よく生きるようにしている。


だから私は味スタでの2日間が終わって、いろんなものに向かって「ざまぁみやがれーーーーーッッッ!!!!!」って思った。一部の奴らが期待した、お涙頂戴なんてどこにも無かった。びっくりするくらい楽しくて、こんな楽しいことってある!?と思って笑ってしまった。

水が出たから「濡れるぞ~~!!!」って張り切ったのに2日とも全くかからなかったのも楽しかったし、シングルの映像でBLUEが流れたとき「イントロはNEWSの曲じゃなくね!?」と思ったのも面白かったし、ケーキを作るNEWSが「ナッペ」の解説をしてくれないまま作業を進めるのも最高だった。味スタは9時以降音を出せないから初日はMCカットって聞いたときは、世界中の時計を私が止めてやりたい!!と思ったけれど、自分たちのMCが超絶面白いという自覚があるNEWSが最高に可愛かったからまあいいかってなった。あんまり歌が上手いから「歌が上手い!!」って何回も叫んだし、見切れ席でも音響に対してストレスがなくてありがたかった。きっと凄く丁寧に作ってくれたんだろうなぁ。ここは本編には関係ないが、翌日のPON!で青木アナが衣装を紹介する増田さんに対して「筋肉隆々のまっすーが~」とナレーションを入れるところも意味がわからなくて最高だった。


見たか6月の私!お前が気にしていることは全部杞憂だ!落ち込んでる暇があったら引越しの準備を進めろ!!掃除をしろ!飯を食え!と思った。

 


We are Fantastic 4

 

「アイドルってすごいな」って思った。

NEWSに恋しての、慶ちゃんのバースデーアバターのお洋服を作ったらきっと楽しいだろうなと思ったから、実際に作って、せっかくだから味スタに着て行った。だってあんな演出があると思ってなかったから。

メンバーカラーの衣装を着た4人が出てきた瞬間、「あぁ私、好きなことあったんだなぁ」と思って安心した。泣いてる感覚がないのに、安心して涙が止まらなくなった。

夢がないから適当に就職することにして、やりたいことがないから適当な職種をえらんで、好きなことがないから適当に就職できた。結果としては、周りの人にも恵まれて、めちゃくちゃ「向いている」仕事をしていると思う。自分の好きな事を認識して、今やっている「向いている」仕事を続けるべきか初めて悩んだ。周りの人がもっと嫌な奴ばっかりで、仕事がもっとつまらなかったらきっとさっさと辞めて洋裁の学校にでも入り直しただろうな、それも悪くないなと思ってしまったが、自分の好きな事を思い出してとても晴れやかな気分になった。なので私は今日も晴れやかな気分で「向いている」仕事をしている。


好きな事を思い出させてくれる増田さんって、本当にすごいなって思った。そんな増田さんが衣装を作りたいと思うNEWSって本当にすごいなって思った。

この「すごいな」って気持ちをいつまでも忘れたくない。

 

 

誠実さも残酷さも紙一重


私の道は私が選ぶように、慶ちゃんの歩く道も慶ちゃんが決めて欲しかった。慶ちゃんに対してああして欲しい、こう思っていて欲しい、なんて押し付けたくなかった。それでも私は慶ちゃんに幸せでいてほしい。

ありのまま生きるのは難しいかもしれないけれど、せめて思うままに生きて欲しいと思ってしまう。私の思いとか、都合とか、そういったものをアイドルに押し付けたくないけれど、アイドルでいることによって自分の幸せを諦めないで欲しいと思ってしまう。

分り合う事こそ幸せという考えと、分かり合えないからこそ幸せという考えがぶつかるように、百点満点の幸せなんて存在しないと思っていた。絶対なんて存在しないと思っていた。でもあの空間は絶対に百点満点幸せだった。

 

 

願いは散りとなり銀河の果て

 

慶ちゃんが、NEWSが、「生きててよかった」って思ってくれたらいいなぁって思った。

私はNEWSを好きになってから、「生きててよかった」って何回も思った。「生きててよかった」って思う瞬間と「幸せだなぁ」って思う瞬間は同時である確率が高い…と思う。だから私はNEWSに幸せでいてほしい。「NEWSを好きになって幸せだなぁ」って何回も思った。自分が幸せな事は凄く素敵なことだが、好きな人が幸せでいてくれる事も負けないくらい素敵な事だと思う。あと、自分が幸せになることは案外どうにかなると思うけど、他人を幸せにするってすごくすごく努力しないと難しいんじゃないかな。だからすごくすごく努力してるNEWSは、すごくすごく幸せでいてほしい。本当は世界人口分くらい幸せになってほしいんだけど、かえって疲れてしまうといけないから、とりあえず11万人分くらい幸せになって欲しいなと思う。

 

 

立ち向かえ希望へ


味スタにNEWSを好きな人以外が近づいたら迎撃するシステムを開発するしかない、と思っていた。最悪、吹き矢を持って行くしかないな、と思っていた。でも迎撃システムも吹き矢も全然必要なかった。もちろんいくらかはファンだった何かとか、冷めた目で見る人とかがいたと思うけど、それよりずっとずっとNEWSが大好きな人たちばかりで全然気にならなかった。みんな超NEWSのこと好きじゃん!!って嬉しくなった。嬉しくて幸せでちょっと泣いてしまった。幸せすぎて涙が出るって、すごく幸せだ。

 

なんやかんや、で片付けるにはちょっと足りないくらいなんやかんやあったけど、最後に笑った奴が勝ちだ。最後どころか最初からずーっと笑ってた。NEWSとNEWSを好きな人たちが勝ったんだ。世間なのか、誹謗中傷アカウントか、自分たちなのか、結局最後まで何と戦っていたかはよく分からなかったけど笑。

それでもなんかもういいやって思った。私がNEWSのこと大好きだから大丈夫だな。昨日より今日の方がNEWSのこと大好きだし、きっと今日より明日の方が大好きだから。10周年のときよりもずーっとNEWSのことが愛おしかったんだから、20周年も25周年もきっとそうだ。どれだけNEWSのことが好きかちゃんと伝えられるように、語彙力を鍛えなければならない。明日から。

 


僕らの間には見えない紐がある

 

1日目は、6月7日に身を寄せ合って過ごした小山担と入った。

物理的な距離がそこそこ近いため、平均週1ペースくらいで会っている気がする。いつもお世話になりすぎてて頭が上がらない。(これだからオタクが近くに住むと!)

小山担どうしだから慶ちゃんの話しかしてないだろって思われるかもしれないが、彼女と話す時はいつも人生とか、仕事とか、男とかの話しかしないまま時間が過ぎてしまう。そんな私たちだが、1日目が終わった後は、慶ちゃんが可愛くてかっこよくて嬉しかった話をずーっとしながら酒を飲んだ。気がついたら朝の5時だった。いつかNEWSでの繋がりがなくなるときがきても、私はこの人と一緒に延々と酒を飲んでるんだろうなぁと思う。

 

2日目は、QUARTETTOの東京ドームで始めて会ったシゲ担と入った。始めてインターネットを通じて知り合って、実際に会ったNEWS担だった。彼女とはペンギン目当てに何度も一緒に水族館に行っているが、コンサートに一緒に入るのは初めてだった。いつかコヤシゲ担で2連したいねと話していたので、15周年記念ライブで夢が叶って本当に嬉しかった。嬉しかったから、当落が出る前にお揃いのワンピースを買って、当日もコヤシゲカラーのかき氷を食べた。「生きろ」でしゃくり上げるほど泣いていたら、隣で同じように泣いていて、この人とこのライブを共有できて良かったなぁと心から思った。あんまり楽しかったから、また絶対にコヤシゲ2連したいなと密かに目論んでいる。

 

2日間のコンサートが終わった後、同い年の増田担が家に泊まりに来てくれて、一緒にゼロを見た。実は彼女とは知り合ってまだ半年ちょっとしか経っていないが、同じ高校だった?ってくらい気が合う。それに、彼女はおしゃべりだが、私も負けないくらいおしゃべりなので2人揃うととても賑やかになる。その日の放送はちょうど例の人……吸の回だったので、おしゃべり2人でテレビに向かってギャーギャー言っていたが、いざ人……吸になった瞬間「ヒェッ………」って静かになった。あの光景は今思い出しても面白い。半年ちょっとでここまで仲良くなったのだから、これから先どこまで仲良しになってしまうかとても楽しみだ。


ここには書ききれないくらい、NEWSを通じて知り合った、NEWSが繋いでくれた友人が沢山いる。暑くて痺れる2018年夏、1人じゃ経験できなかっただろうし、1人じゃ乗り切れなかっただろう。

 

 

きっと私は何度も思い出す。

終演後収拾がつかなくなった飛田給駅、朝5時まで語り合った日のキウイサワー、しゃくりあげながら泣いたあの瞬間、うろ覚えで「生きろ」を歌うオタク達、コンサートが終わってすぐ降り出した雨、笑えるほど愚かで、泣けるほど愛おしい、何一つ忘れたくない、大切で幸せな、終わりなき青春の一部。